2004年11月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2004年11月主催行事


第19回中国四国地区高分子若手研究会

主題=地球に優しい高分子
<趣旨>本研究会は主として中国四国地区の高分子若手研究者を対象として講演・討論・研究発表を行い,最新の高分子研究に関する情報交換を行うとともに,会員間の親睦を図ることを目的としています.
主 催 高分子学会 中国四国地区高分子若手研究会
日 時 11月4日(木)13 : 30〜5日(金)12 : 00
会 場 白兎会館(鳥取市末広温泉町)
プログラム
[招待講演]
  1. キチン・キトサンの溶解応用(京工繊大繊維)青木隆史
  2. 社会に貢献する分離材料の今後の課題(関西大工)田村 裕
[依頼講演]
  1. コンピュータで探る高分子自己組織化の分子課程(山口大理)山本 隆
[ポスター発表]
学生,若手研究者,企業研究者によるポスター発表
参加要領 1) 参加費(講演要旨費,宿泊費などを含む) (1)一般10,000円,(2)学生8,000円,2) 申込方法 氏名,所属,身分(学年),連絡先,会員番号,ポスター発表の有無をE-mailにて下記までお申込みください.締切は9月30日(木)必着です.
申込先 [680-8550]鳥取市湖山町南4-101 鳥取大学生命機能研究支援センター 森本 稔 TEL/FAX 0857-31-5694 E-mail: morimoto@chem.tottori-u.ac.jp

第9回高分子計算機科学研究会講座

主題=高精度,大規模系への計算科学アプローチ
<趣旨>近年,凝集系に対する量子化学計算や分子動力学計算が盛んに行われるようになり,計算機のめざましい進歩とタイアップして巨大複雑系に対する高速計算の要請が高まりつつあります。しかし現実には,要求される計算精度と系の大きさは反比例の関係にあるため,双方の要請を満たした形で計算する技術はまだ発展途上にあり,さまざまな角度から種々の方法論が提唱されています。そこで本講座では,精密な量子化学計算から固体凝集系のシミュレーションにわたって,独自にプログラム開発されている講師の方々に,計算手法の基礎から実際の応用について平易に解説いただく予定です。機能性高分子材料,生体材料,無機金属材料等の設計に役立つ基礎を提供できることを期待しています。
主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会
協 賛 (予定)日本化学会
日 時 11月16日(火)10 : 00〜16 : 40
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(3階)(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL03-5734-3331)
交 通 東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車 徒歩約1分
講 演
<10 : 00〜12 : 00>
  1. UTChemの開発とその応用(仮題)(東大院工)中嶋隆人
  2. MPDynの開発とその応用(仮題)(産総研)篠田 渉
<13 : 30〜16 : 40>
  1. グリッド向けFMO(仮題)(産総研)長嶋雲兵
  2. QC Grid/Gaussian Portal(仮題)(産総研)西川武志
  3. 固体のオーダーNの電子状態計算法-OpenMX-の開発とその応用(仮題)(産総研)尾崎泰助
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費(銀行振込,含協賛学協会会員)会員 (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生・ゴールド・シルバー2,100円 (4)高分子基礎物性研究会メンバー (a) 会社10,500円 (b) 大学・官公庁4,200円 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を11月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は開催約1カ月前から順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 第9回高分子計算機科学研究会講座係

04-2光反応・電子用材料研究会

主題=次世代ディスプレイを支える高分子材料
<趣旨>近年フラットパネルディスプレイに対して新しい用途展開が考案されるとともに新しい方式の提案が成されています。これに向けた技術開発が活発になされていますが,次世代ディスプレイにおいても高分子材料が果たす役割は非常に大きくなることが予想されます。そこで,今回の研究会では次世代ディスプレイに必要とされる高分子材料について,この分野で活躍しておられる先生方から最新の動向と今後の展望について紹介いただきます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 光反応・電子用材料研究会
協 賛 日本化学会ほか
日 時 11月16日(火)13 : 00〜16 : 55
会 場 三菱電機(株)先端技術総合研究所 大会議室(尼崎市塚口本町8-1-1 TEL06-6491-8031)
交 通 阪急神戸本線塚口駅南口よりタクシー約5分
講 演
<13 : 00〜16 : 55>
  1. 次世代ディスプレイの進化と分子配向制御による新規高分子マテリアル・デバイス創出技術(産総研)清水 洋
  2. ディスプレイの高画質を実現する光学フィルム(日東電工)宮武 稔
  3. LCD用感光性材料-セル内永久膜材料を中心に-(JSR)梶田 徹
  4. フラットパネルディスプレイ用封止材料技術(サンユレック)奥野敦史
  5. フラットパネルディスプレイ用プラスチック基板(帝人)城 尚志
参加要領 1) 定員60名 2) 参加費(銀行振込)(1)会社3,150円,(2)大学・官公庁2,100円,(3)学生・ゴールド・シルバー 1,050円 (4)光反応・電子用材料研究会メンバー 無料 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費をご送金ください。参加証は順次発送いたします。
申込先 高分子学会 04-2光反応・電子用材料研究会係

第19回高分子エレクトロニクス研究会講座

主題=自動車における先端エネルギー変換やカーオプト・エレクトロニクス材料の最前線
<趣旨>自動車はいろいろな分野の最先端技術が集大成された工業製品としての移動手段だけでなく,現在,情報受信・発信センターとしてわれわれの生活と深くかかわりをもつようになってきています。本講座では,車載用の高分子エレクトロニクスをエネルギー,空間デザイン,情報伝達などの観点より取り上げ,自動車における先端エネルギー変換やカーオプト・エレクトロニクス材料の最前線について,第一線の講師の方を招いて解説していただき,高分子エレクトロニクスの将来展望を図ることを目的とします。
主 催 高分子学会 高分子エレクトロニクス研究会
協 賛 (予定)応用物理学会 化学工学会 画像電子学会 石油学会 電気学会 電気化学会 電子情報通信学会 日本印刷学会 日本化学会 日本機械学会
日 時 11月18日(木)〜19日(金)10 : 00〜16 : 50
会 場 上智大学中央図書館棟921会議室(東京都千代田区紀尾井町7-1 TEL03-3238-4152)
交 通 JR中央線,地下鉄丸ノ内線・南北線とも「四谷駅」下車 徒歩5分
講演
第1日=11月18日(木)
<10 : 00〜11 : 50>
  1. 未来の車とポリマーカーエレクトロニクス材料(デンソー)成田量一
  2. 自動車における情報伝達に関する光通信,光デバイスなど(矢崎総業)山口昭雄
<13 : 10〜16 : 50>
  1. 自動車インテリアにおけるディスプレイ技術(日産自動車)坂田雅夫
  2. エレクトロニクス分野における薄膜センサー技術(産総研九州センター)秋山守人
  3. 車載用有機ELの現状と展望(パイオニア)仲田 仁
  4. 空間デザインとしての有機ディスプレイ(名大院工)森 竜雄
第2日=11月19日(金)
<10 : 00〜11 : 50>
  1. ポリマー光回路デバイスと自動車への応用(豊田中研)各務 学
  2. モバイルを目指したポリマーバッテリー(九工大院生命体)早瀬修二
<13:10 〜 16:50>
  1. リチウムイオン電池と高分子材料(ソニー)西 美緒
  2. 携帯機器用燃料電池に対するカシオの取り組み(カシオ)塩谷雅治
  3. 太陽電池,燃料電池(交渉中)
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費(銀行振込)(1)会社27,300円,(2)大学・官公庁9,450円,(3)学生・ゴールドシルバー3,150円,(4)高分子エレクトロニクス研究会メンバー (a) 会社22,050円,(b) 大学・官公庁7,350円 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用をご送金ください。参加証は順次発送いたします。
申込先 高分子学会 第19回高分子エレクトロニクス研究会講座係

04-4ポリマーフロンティア21

主題=エネルギーデバイスの新展開-ポリマー材料の可能性を探る-
<趣旨>低環境負荷で分散型のエネルギーデバイスとして太陽電池,燃料電池などが発電装置として脚光を浴びています。また,電気エネルギーを蓄える2次電池やキャパシターなども重要なエネルギーデバイスです。これらエネルギーデバイスの進歩は著しく,激しい競争が繰り広げられています。ここでは,この分野の最新の動向とポリマー材料のかかわりを開発の最先端で活躍されている方々に解説していただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 (予定)日本化学会
会 期 11月26日(金)10 : 20〜16 : 30
会 場 東京工業大学 百年記念館フェライト会議室(3階)(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL03-5734-3331)
交 通 東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車 徒歩約1分 http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
プログラム
<10 : 20〜12 : 20>
  1. 色素増感太陽電池のフィルム化と高性能化
    (桐蔭横浜大学,ペクセルテクノロジーズ)宮坂 力

     実用化の入口にさしかかったフィルム型色素増感太陽電池の中心技術であるチタニア多孔膜のフィルム上の低温製膜技術を解説し高効率化に取り組む大学ベンチャー・ペクセル社の最先端要素技術と事業展開を紹介する。
<11 : 20〜12 : 20>
  1. 燃料電池の技術課題と高分子
    (東工大院理工)山崎陽太郎

     燃料電池の中で現在最も注目を集めている固体分子形燃料電池は特有の技術課題を持っている。本講演では車,家庭用コジェネ,携帯用などを対象にその基礎を解説し,解決法を探る。
<13 : 20〜14 : 20>
  1. リチウム二次電池に向けた高分子材料の展開
    (産総研)辰巳国昭

     リチウム(イオン)電池は高いエネルギー密度等の優れた特性を持ち,自動車駆動用電源等,大型化の期待が高まっているが,安全性・信頼性の向上のために高分子電解質を始めとする高分子機能材料の適用が求められており,それらの現状と今後の展開について紹介する。
<14 : 20〜15 : 20>
  1. 有機ラジカル電池
    (早大理工)西出宏之

     ニトロキシドラジカルの有機高分子は可逆的な酸化還元を繰返せる。これを電極活物質とした,大容量かつ高出力,環境適合の二次電池が実現しつつあるラジカル電池の考え方と,まったく新しい電極材料としての可能性を提示する。
<15 : 30〜16 : 30>
  1. 電気二重層キャパシタと高分子材料
    (関西大工)石川正司

     高速充放電が可能なエネルギーデバイスとして電気二重層キャパシタが注目されている。本講演では電解質へのポリマーの適用例を中心に「ポリマーにより電極と電解質双方のイオン移動をいかに最適化するか」という取り組みを紹介する。
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費 (1)会社21,000円 (2)大学・官公庁10,500円 (3)学生・ゴールド・シルバー3,150円 (4)年会費制登録団体※1 年会費制を登録されている団体からの参加は何名様でも割引料金となります。 1) 会社16,800円 2) 大学・官公庁8,400円(※1詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei_main.html をご覧ください) 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付ください。開催約1カ月前より参加証,請求書を送付いたしますので,請求書到着後,11月末日までに必ずご送金ください。
申込先 高分子学会 04-4ポリマーフロンティア21係

第17回高分子ゲル研究会講座

主題=分子が並んだゲルの物性と機能-液晶ゲル,自己組織化ゲル-
<趣旨>最近,分子の自己組織化を利用したゲル化などにより,自発的な分子配向性を有する液晶ゲルが合成されています。液晶ゲルは液晶とゲルのハイブリッド材料であり,液晶の異方的な光学,電気,力学特性と,ゲルのゴム弾性,膨潤特性がカップリングした新たな機能性や物理化学現象を発現します。こうした観点から,人工筋肉などのアクチュエーター,液晶表示デバイス,圧電素子などを指向した機能性液晶ゲルの分子設計と合成の研究が急速に進んでいます。また,液晶化とゲル化がカップリングした自己組織化構造の発現や,液晶相転移を駆動力としたゲルの体積相転移などの興味深い現象が発見されています。本講座では,活発に活動されている先生方に,こうした液晶ゲルの合成,機能性,物性に関する最新の研究についてご講演いただき,液晶ゲルの今後の展開について活発な討論を行います。
主 催 高分子学会 高分子ゲル研究会
協 賛 日本液晶学会 日本化学会
日 時 11月29日(月)10 : 20〜16 : 35
会 場 東京工業大学大岡山キャンパス百年記念館フェライト会議室(3階)(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEl03-5734-3331)
交 通 東急大井町線あるいは東急目黒線 大岡山駅下車 徒歩約1分
講 演
<10 : 20〜10 : 25>挨拶(京大院工)浦山健治
<10 : 25〜12 : 05>
  1. 液晶物理ゲル:自己組織化ファイバーと液晶の複合化による新しい構造・機能の発現(東大院工)加藤隆史
  2. キラルスメクチック液晶エラストマーの配向制御と電気力学的性質(東工芸大工)平岡一幸
<13 : 05〜16 : 35>
  1. 三次元周期構造を有する(高分子ネットワーク/液晶)複合系の創製と高速電気光学効果(九大院工)菊池裕嗣
  2. 液晶コロイド:連続体理論に基づいたシミュレーション(産総研)福田順一
  3. 光で動く液晶エラストマー(東工大資源研)池田富樹
  4. ネマチック配向が誘起するゲルの体積相転移現象(京大院工)浦山健治
参加要領 1) 定員 100名 2) 参加費(銀行振込,含協賛学協会会員) (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生・ゴールド・シルバー2,100円 (4)高分子ゲル研究会メンバー (a) 会社10,500円 (b) 大学・官公庁4,200円 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用をご送金ください。開催約1カ月前より参加証,請求書(希望者のみ)を送付いたします。
申込先 高分子学会 第17回高分子ゲル研究会講座係